「任意整理について話を聞いてみたい。でも、一度相談したら、そのまま手続きを依頼しないといけない雰囲気になるのでは…」——そんな不安から、最初の一歩をためらってしまう方は本当に多くいらっしゃいます。借金やお金の悩みはとてもデリケートで、誰かに相談すること自体に勇気がいるものです。この記事では、「相談だけ」で終えてもよいのか、依頼しないと迷惑にならないか、費用はかからないのか、匿名でも問い合わせできるのか、といった疑問にひとつずつお答えします。

任意整理は相談だけでも大丈夫?依頼の義務はある?

結論からお伝えすると、相談したからといって手続きを依頼する義務はありません。その場で契約を決めていただく必要もなく、「まずは話を聞いてみたい」という段階のご相談で構いません。

そもそもご相談は、ご自身の状況にどんな選択肢があるのかを知り、依頼するかどうかをご自身で判断していただくための場です。最初から契約を前提とした場ではありません。ですから、説明を聞いたうえで「今はまだ手続きをしないでおこう」「家族と相談してから決めたい」「他の事務所の話も聞いてみたい」という結論になっても、まったく問題ありません。

たとえば、毎月の返済が少し苦しくなってきたという段階で、「このまま様子を見るべきか、それとも何か手を打つべきか」を確かめるために相談される方もいます。今すぐ手続きをするつもりがなくても、見通しを知っておくこと自体に意味があります。

相談したら無理に契約をすすめられない?

当事務所では、相談を受けたからといって依頼を迫るような無理な勧誘はいたしません。ご相談者が納得できないまま手続きを進めても、よい結果にはつながらないからです。

大切なのは、ご自身が内容を理解し、納得したうえで判断していただくことです。「考える時間がほしい」と感じたら、その場で結論を出す必要はありません。持ち帰って検討していただいて構いませんし、不安な点があれば遠慮なくご質問ください。説明を聞くだけ、選択肢を確認するだけの相談として、安心してご利用いただけます。

情報収集や選択肢の確認のためだけに相談してもいい?

もちろん大丈夫です。任意整理を含む債務整理には、任意整理・個人再生・自己破産などいくつかの選択肢があり、借入の金額や件数、家計の状況によって向き不向きが異なります。どれが自分に合うのかは、専門家でなければ判断が難しい部分でもあります。

「自分の場合はどんな選択肢があるのか」「まず何から確認すればよいのか」を知るための情報収集として、相談をご利用いただけます。具体的にどの手続きにするかを決める前の、もやもやした段階でのご相談でも構いません。むしろ、状況がこじれる前の早い段階でご相談いただくほうが、取れる選択肢が広いことも少なくありません。

匿名や電話・メールでも問い合わせできる?

はじめのお問い合わせの段階では、お名前を伏せたまま、メールやお電話でご質問いただくこともできます。一般的な手続きの内容や進め方、費用のおおまかな考え方など、初期のやり取りのなかでご案内できる範囲があります。「いきなり名前や個人情報を伝えるのは抵抗がある」という方も、まずは気になる点だけ尋ねていただいて構いません。

ただし、実際に手続きを正式にお引き受けする(これを「受任」といいます)際には、ご本人確認や、借入状況の正確な聞き取りのために面談が必要になります。これは、ご相談者ご自身を守り、手続きを適切に進めるために欠かせない手順です。言い換えれば、相談の入り口からいきなり契約になるわけではなく、面談はあくまで「依頼すると決めたあとの段階」で行うものだとお考えください。

相談から依頼までの全体的な流れについては、「任意整理の相談から手続き完了までの流れ」もあわせてご覧ください。

相談だけで終えたら費用はかかる?

当事務所では、債務整理に関する初回のご相談を無料で承っています。相談だけで終えて依頼をされなかった場合でも、無料相談の範囲であれば相談料はいただきません。

費用が発生するのは、実際にご依頼いただき、手続きに着手した段階からです。「相談しただけで料金を請求されるのでは」という心配はいりません。また、手続きにかかる費用の目安についても、相談のなかでご確認いただけますので、金額の見通しを把握したうえで依頼するかどうかを判断していただけます。

迷っている段階で相談する意味はある?

「手続きをするかどうか、まだ決めきれていない」——その段階こそ、相談が役に立ちます。現在の借入や家計の状況を整理し、これからの見通しを把握しておくだけでも、漠然とした不安がだいぶ和らぐことがあるからです。

なお、任意整理で将来利息のカットや分割回数の見直しができるかどうかは、債権者との交渉や個別の事情により異なり、相談の時点で特定の結果をお約束するものではありません。だからこそ、まずはご自身の状況をお伺いし、どのような選択肢が現実的なのかを一緒に整理することから始めます。状況をお聞きしたうえで、ご相談者に合った進め方をご案内します。

一度手続きを始めてから「やめておけばよかった」と感じないためにも、迷う段階での相談は無駄になりません。途中でやめたくなった場合の考え方については、「任意整理を途中でやめたほうがいい場合」もあわせてご覧ください。

ご相談にあたって

司法書士法人 福間事務所は認定司法書士が在籍し、債権者1社あたりの債務額が140万円以下の任意整理について、代理権限の範囲内で対応します。1社あたり140万円を超える事案は司法書士の代理権限の範囲外となるため、無料相談で個別にご確認ください。減額後の返済額の概算や今後の見通しについても、無料相談のなかで個別にご確認いただけます。

個人再生・自己破産は書類作成のサポートであり、代理人として対応するものではありません。

当事務所では債務整理に関する初回のご相談を無料で承っています。任意整理で将来利息のカットや分割回数の見直しができるかどうかは、債権者との交渉や個別の事情により異なり、特定の結果をお約束するものではありません。借入や家計の状況をお伺いしたうえで、ご相談者に合った手続きをご案内します。